未来をつくる“声”の対話 vol.2【シブジョ校長・赤荻瞳×特待生・長嶺紗和】
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誰かの心を動かし、憧れられる人になりたい

対話の終盤で、さわさんは自分が目指す女優像についても話してくれました。ただテレビに出たい、有名になりたい、というよりも誰かが自分を見て「こんなふうになりたい」と思ってくれるような存在になりたい。今田美桜さんのように、人の心を動かせる演技ができる人になりたい。バラエティよりも、感情を伝える芝居、目線だけでも気持ちが伝わるような表現に惹かれていると語っていたのが印象的でした。主演もやりたいし、映像の世界で活躍したい。その夢の輪郭は、すでにとてもはっきりしています。
説明会で感じた「ここなら自分を出せる」という直感を信じて、特待生オーディションでグランプリを勝ち取り、片道2時間の通学も演技のレッスンもSNS発信も、すべてを夢につなげていく。さわさんの歩みを見ていると、夢を叶える人は最初から特別な才能がある人というより、「ここだ」と思ったチャンスに飛び込んでいける人なのだと気づかされます。
そしてもうひとつ印象に残るのは、彼女が決してひとりで頑張っているわけではないということです。家族がいて、シブジョがあって、理解してくれる大人たちがいる。その環境の中で、さわさんは自分らしく、でも確実に前に進んでいます。シブジョという場所が、夢を持つ高校生にとってどれほど大きな支えになっているのか。それがまっすぐ伝わってくる、第2回の対話でした。
取材・文:門脇才知有 撮影:野口マサヒロ(WIND)
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