未来をつくる“声”の対話 vol.2【シブジョ校長・赤荻瞳×特待生・長嶺紗和】

Index目次

女優という夢と、学生生活を両立できる場所

シブジョに入学したあと、さわさんがいま最も力を注いでいるのは、女優になるという夢に向けた活動です。

赤荻校長「今いちばん頑張っていることは、やっぱり芸能活動になるのかな?」

さわさん「はい。いま一番頑張っているのは演技です。将来は女優さんになりたくて、そのために演技力をもっと高めたいと思っています。事務所に入ったのは小学4年生なんですけど、そのタイミングでちょうどコロナ禍になってしまって、県外に出られなくなって、一度活動が止まった時期があったんですけど、小6くらいから、またちゃんと再開することができました。
今は毎週日曜日にレッスンがあって、平日は毎日シブジョに通っています。授業の中でもショートドラマの撮影があったり、その台本を一緒に考えたりすることもあって、学生生活そのものが夢につながっている感覚があります」

赤荻校長「授業の中で、ちゃんと夢に近づくことができているのはうれしい。両立するうえで、シブジョのどんなところが大きいと思う?」

さわさん「やっぱり理解があるところです。中学校のときだったら、仕事で休むってかなり大変だったので……。出席のこともあるし、進学にも影響するかもしれないって不安がありました。でもシブジョは、活動に対してすごく理解があるので、仕事にも向き合いやすいんです。学生生活も頑張りたいし、芸能も頑張りたい。その両方を“無理だよ”じゃなくて、“頑張っておいで”って受け止めてもらえるのは本当に大きいです」

SNS発信も、夢に近づくための大切な武器

さわさんは演技のレッスンだけでなく、SNS発信にも真剣。その理由はとても現実的で、そして高校生らしい前向きなものでした。

赤荻校長「さわちゃんは演技が軸だけど、SNSの発信にもちゃんと力を入れているよね。そのあたりはどう考えてるの?」

さわさん「やっぱり女優さんになるのって簡単じゃないし、見つけてもらえる人じゃないと上に行けない世界だと思うんです。だからまず、自分の存在を知ってもらうことがすごく大事だなって思っていて。TikTokとかInstagramで発信して、少しでも多くの人に知ってもらえるようにしたいんです。中学のときにもSNSはやっていたんですけど、そのときとは全然違います。シブジョに入ってからは、マーケティングとか、どんな動画が今バズっているか、どういう音源が流行っているか、どういう投稿が伸びやすいかを授業で学べるので、それを自分なりに置き換えて投稿できるようになりました。シブジョ自体が渋谷にあって流行の真ん中にある感じがするし、制服も背景も可愛いので、撮るだけでも絵になるんです」

赤荻校長「周りの存在も大きい?」

さわさん「大きいです。自分よりフォロワーが多い子もたくさんいるし、自分とは違う系統の子たちもいるので、その子たちから吸収できることが本当に多いです。自分にないものをもらえるから、発信の幅も広がるんですよね。高校生のうちにドラマに出たい、映像で活躍したいっていう気持ちはすごく強いんですけど、もしまだそっちが届かなかったとしても、インフルエンサーとしても活躍できるように今はどっちも頑張っています」

赤荻校長「どっちか一つじゃなくて、両方あることで逆に刺激になるんだね」

さわさん「そうなんです。私は一番頑張りたいのはやっぱり女優なんですけど、SNSに力を入れたら“演技ももっとやらなきゃ”って思えるし、演技を頑張っていると“ちゃんと発信もしなきゃ”って思えるので、両方が刺激になっています」

Profile

赤荻瞳

赤荻瞳

株式会社エムアールエー代表取締役、元『egg』編集長。2023年4月、「渋谷女子インターナショナルスクール」(通称シブジョ)を開校し、校長に就任。ギャル文化を軸に、世界で活躍できるZ世代の育成に力を注いでいる。主な著書に『鬼強ギャルマインド 心にギャルを飼う方法』がある。

長嶺紗和

長嶺紗和

2010年1月20日生まれ。テアトルアカデミープロダクション所属。シブジョ3期生グランプリ受賞。“人の心を動かせる女優”を目指し、SNSを通じた発信活動にも積極的に取り組んでいる。

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