話題の“シャク活”。なぜこんなにブーム? その裏側にある想いを語る
古代インドの「鍼のベッド」をヒントに生まれた快適グッズと、インドの鉱山での原体験から生まれたエシカルジュエリーブランド。一見、異なるふたつのプロダクトには、「作る人も使う人も笑顔になれる」という共通の哲学が息づいています。そこで、シャクティジャパンチームファウンダーの小熊由香さんと、シャクティマットをこよなく愛するエシカルジュエリーブランド「HASUNA」代表の白木夏子さんによる対談が実現!体と心の健康への考え方や、それぞれの事業に込めた想いについて、お話を伺いました。
泣くほど痛いシャクティマット体験。その先に待っていたものとは

——そもそもシャクティマットとは、どういったものなのでしょうか?
小熊:シャクティマットのルーツは、古代インドの「鍼のベッド」です。今から5000年ほど前、ヨギー(ヨガの修行者)たちが針の上に乗って修行していたのが起源とされています。その鍼のマットをスウェーデンのお坊さんが発見してヨーロッパへ広め、後にニュージーランドの若者たちが現代版として製品化したものが現在のシャクティマットです。
使い方はシンプルで、敷き詰められた無数のスパイク(針状の突起)の上に横たわるだけ。鍼と指圧が一緒になったようなマットをイメージしていただくとわかりやすいと思います。皮膚を均等に刺激することで血流が促進され、使うたびに体の内側からじんわりと変化を感じていただけます。最初は刺激の強さに驚くかもしれませんが、それが次第に心地よさに変わり、病みつきになる方が多いんですよ。
——「Voicyで旋風を起こした」と公言されるほどシャクティマットを愛用されている白木さんも、そのひとりですよね。白木さんがそれほどまでにシャクティマットに夢中になった背景を教えてください。
白木:私がシャクティマットにハマったのは、音声プラットフォフォーム「Voicy」のパーソナリティ仲間である漫画家・ひうらさとるさんにオススメされたのがきっかけです。最初はシャクティマットの効果に対して半信半疑だったんですけど、使い始めてすぐに肩甲骨周りがラクになって、どんどん体が軽くなっていくのを実感しました。その驚きと感動を「Voicy」と「note」でシェアしたところ、「私もシャクティに入信(購入)します!」という声があちこちからあがってきて(笑)。今では私のまわりでシャクティマットが一種の共通言語みたいになっています。

小熊:本当にありがたいです。実は私も「Voicy」は毎日拝聴しているのですが、そんな私のもとに「Voicy」から「白木夏子さんを通じてシャクティマット旋風が起きていますよ!」とご連絡があって驚きましたね。今の広がりは、夏子さんをはじめ皆さんがシャクティマットについて発信してくださったおかげです。
白木:いえいえそんな、恐縮です(笑)。これはPRでもなんでもなく、シャクティマットが良すぎて、そのおかげですごく体が楽になったんです。その感謝の気持ちをみんなにも届けたいという一心で発信していたのですが、まさかこんなに反響があるとは、自分でもびっくりしています。

——白木さんは初めてシャクティマットを使った時、痛みはいかがでしたか?
白木:刺激が一番強い「アドバンス」を購入したのですが、あまりの痛さに泣いてしまいました。でも、勇気を出してそのまま20分間横たわったんです。そうしたら不思議なことに痛みが和らいで、血流が一気に巡る感覚があって。体が内側からポカポカしてきたんですよね。眠りが浅くて何度も夜中に起きていたのに、それ以来、久しぶりに朝までぐっすり眠れるようになりました。ハーブティーやサプリ、就寝前のヨガなどを習慣にしていましたけど、それまで試してきたことが吹き飛ぶほどの体験で、「今、自分の体にすごいことが起きている!」と驚きましたね。
小熊:嬉しい! 皮膚が刺激されると、脳が自然に痛みを和らげようとして、エンドルフィンという脳内物質を分泌すると言われているんです。いわば、体の中から自家製の鎮痛剤が出てくるようなイメージですね。痛みはあっても皮膚に均等に圧がかかるため、脳が「ケガとは違う刺激なんだ」と受け止めるんですよ。そうすると、最初は強く感じていた刺激も、次第に心地よく感じられるようになる。だから最初の刺激だけで判断せず、無理のない範囲で続けることが大切なんです。

——ちなみに小熊さんは、どんな使い方をされているのでしょう?
小熊:私は仕事中にシャクティマットの上に立って足のむくみをケアしたり、肩甲骨にピローを縦に当てて肩を開いたりしています。リビング、洗面所、キッチンと至る所にシャクティマットを置いていて、お茶碗を洗いながら踏んでいることも多いですね。女性は足がむくみやすい傾向にあるので、立って使うのは本当におすすめです。
白木:マットの上に立つって相当痛いですよね……。
小熊:痛いです(笑)。でも、痛みが訪れたあとに脳がリラックスモードに切り替わるので、だんだんそれが癖になってしまって。
白木:わかります。私も1日の終わりにシャクティマットに乗るのが毎日の楽しみなんですよ。仕事や子育てでバタバタですけど、シャクティマットでリラックスできる時間があるからこそ毎日頑張れています。
小熊:個人的にシャクティマットが届いて欲しいと思っているターゲットが、まさにママや女性なんです。私もママなので白木さんの気持ちがすごくよく分かるのですが、子育てって本当に大変で、自分のことは後回しになりがちですよね。だからこそ自宅でケアできて変化も実感できるシャクティマットを、生活に取り入れてもらいたいと思っています。
Profile
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小熊由香
シャクティジャパン チームファウンダー。ニュージーランド発の「Shakti Mat」を日本市場へ広めた立役者。インドの女性職人が1枚ずつ手作りする体制を支え、現地の雇用や自立支援に貢献。表面を埋め尽くす無数のスパイクが強い刺激を与えることから”拷問マット"と称されながらも、独自の口コミ施策を牽引し、売上を前年比約13倍へと急成長させる。プライベートでは母として子育てにも奮闘中。
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白木夏子
2009年に日本初のエシカルジュエリーブランド「HASUNA」を設立。ペルー、パキスタン、ルワンダなどの宝石鉱山労働者や職人と共にジュエリーを制作し、持続可能な社会の実現を目指すビジネスモデルとして大きな注目を集める。現在は企業のブランドコンサルティングや講演、執筆など多方面で活躍。母として子育てと仕事を両立しながら、社会起業家として走り続けている。
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