14歳でデビューした玉置成実「歌は永遠の課題」。23年目も追い続ける理想

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過酷なダイエットを経てたどり着いた身体との向き合い方

――玉置さんは、この先ずっとエンターテインメントの世界にいたいと考えていますか?

そうですね。というか、私にはこれしかできないんです(笑)。人に何かを教える才能が皆無でして(笑)。だから、ボイストレーニングやダンスの先生のことは本当に尊敬しています。私はやっぱり、表舞台に立つことしかできないんですよね。いつまで続けられるかは自分の体次第だと思うので、できるだけ長くステージに立ち続けられるように、これからもしっかり体を作っていきたいです。

――SNSを拝見していると、かなりトレーニングをされていますよね。

アラフォーはトレーニングが大事ですからね(笑)。でも、本格的に体を動かすのはジムくらいなんです。いろいろやりたくないので、ジムだけでなんとかしたい(笑)。休日は本当にまったく動かないですし、家からもほとんど出ません。実は超インドア派なんですよ。バイクが趣味なので、バイクを乗る日は外出しますが、大体のオフの日は、極力誰とも触れ合わず、人にも会わず、一人で過ごしています(笑)。アニメを観たり、ずっとゲームをしたり。家でストレッチをしたり、筋膜ローラーでほぐしたりくらいはしますけど。

――ストレッチするだけでも変わりますよね。

そうなんですよ。日常的に筋トレをしていなくても、階段を上ったり、歩いたり、座って作業したりするだけで、筋肉って意外と疲労しているし、どんどん固まっていくんですよね。それが毎日蓄積されていくので、ちょっとした合間に肩を回すだけでもいいと思います。テレビを観ながら、無理のないところまで開脚してストレッチするとか。あとは、首まわりはとにかく回して!(笑) 前から後ろまで、ぐるぐると360度。首は顔の筋肉にもつながっているので、私はとにかく動かすようにしています。

――そういった健康法は、昔から続けているんですか?

いえ、まったくです(笑)。むしろ10代から20代前半の頃は、今思えば異常なくらい無理なことをしていました。すごく良くない体の絞り方をしていて、1週間ほとんど食べなかったり、水だけで過ごしたり。全身にラップを巻いて、その上からサウナスーツを着て、外で縄跳びをしたりしていました。

――ダイエットのために?

そうです。それを毎日のようにやっていました。1週間後にパンをひと口食べただけで、ものすごく罪悪感を覚えたりして。当然、体調も崩しましたし、一時期は摂食障害のような状態になって、食べては吐くことを繰り返していたこともあります。

24、25歳くらいの頃には、人間関係のストレスで激痩せしたこともありました。当時は精神的にもかなり影響を受けてしまっていて。痩せればいいというものではなく、見た目的にも健康ではなかったんですよね。

――そんな時期があったんですね……。

そういう経験をいろいろしてきて、今の考え方にたどり着きました。もちろん、どんな体型になりたいかは人それぞれですし、「これが正解」というものはないと思っています。そのうえで、今の私は、ある程度肉付きがあって、筋肉もあるようなヘルシーな女性らしさが好き。自分自身がそういう体を目指す姿を発信することで、「こういうヘルシーな体型も素敵だな」と思ってくれる女性が増えたらうれしいですね。

Profile

玉置成実

玉置成実

和歌山県出身 1988年6月1日生まれ

2003 年、14 歳でソニーミュージックよりシングル「Believe」でシンガーデビュー。

第18 回日本ゴールドディスク大賞「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」受賞。全世界で大人気のアニメ『機動戦士ガンダム SEED』とその続編、『機動戦士ガンダム SEED DESTINY』、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の楽曲を担当。ダンスパフォーマンスに高い評価があり、海外ツアーも展開。近年ではブロードウェイミュージカルをはじめ、舞台作品にも数多く出演。

シンガーとしてだけでなく、女優としても幅広く活躍中。
2028年にはデビュー25周年を迎える。

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