中郡暖菜の“かわいい”の哲学〜新しい女性の生き方を生み出す思考【vol.1 はじめに】

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白紙になっても、前へ。「衝動」という原動力

――『LARME』の創刊は、当初は『小悪魔ageha』と同じインフォレストからの出版予定でした。それが白紙になったとき、すぐに他社への持ち込みに動かれています。結果、徳間書店から無事に創刊。その原動力はどこにありましたか?

「次はLARMEをやると決まっていたから、agehaに関わるのはこれが最後だと思って、渾身の1冊を作ったんです。けれどもLARMEの創刊が、まさかの白紙に。社内で編集を続けるには、またagehaでとなるわけだけど、最後だと思って作ったあとに、もう1回agehaをって言われても、もう無理じゃないですか。agehaが嫌いとかではなく、単純に気持ちの面で、もうできなかった。それで社長と喧嘩もして、会社を辞めました」

――わりと衝動的に動かれるんですね。

「衝動のほうが強いかもしれないです。会社を辞めるときも、次のことは本当になにも考えていませんでした。ただ、こうあるべきだっていうのを考える時間は、長くとるタイプで。そこが定まったら、それ以外ができないんですよ。そのせいか妥協しないタイプと言われたりもするけれど、妥協しないぞ!って心がけているわけではなく、ブレずに自分の考えを突き通しているだけなんですけどね」

Profile

中郡暖菜

中郡暖菜

ファッション誌『LARME』編集長。『小悪魔ageha』編集部でキャリアをスタートし、『LARME』、『bis』と立て続けに創刊編集長を務める。その後、一度は離れていた『LARME』が休刊となる事態を受け、復刊させるために起業を決意。株式会社LARMEを設立し、現在は代表取締役と『LARME』の編集長を兼任する。

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