「“誰かの答え”ではなく“自分の感覚”を信じて」。40万人が共感するIROHAさんの人生観
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男女の対立を終わらせて、理解し合える時代に
――YouTubeでの発信以外にも、ヒーリングやマッサージを提供するサロンの運営、オンラインコミュニティづくりなど、いろいろな活動をしていますよね。今後は、“IROHA”としてどのような活動をしていきたいですか?
今後、私が発信していきたいテーマのひとつが、これまでの時代や社会構造の中で生まれてきた“男女の対立”を終わらせることなんです。
たとえば、“男性だからこうあるべき”“女性だからこうしなければいけない”という価値観って、長い歴史の中で無意識に刷り込まれてきたものだと思うんですよね。その結果、お互いを理解するよりも、戦ったり、我慢したり、傷つけ合ったりする構造ができてしまった部分もある。
でも本来は、男性性・女性性って対立するものではなくて、お互いを補い合うものだと思うんです。スピリチュアルな言葉でいうと“統合”という表現になるのですが、もっとシンプルに言えば、“違いを否定せずに理解し合うこと”なのかなと思っています。
――それはなぜ、今の時代に必要なのでしょうか。
ここ数年で、女性の生き方や価値観って、本当に大きく変わったと思うんです。働き方もそうですし、結婚や子育てに対する考え方も、かなり多様化していますよね。
でも一方で、恋愛やパートナーシップに関しては、まだ昔ながらの価値観に縛られている部分が多いように感じていて。時代や生き方が変わっているのに、関係性の築き方だけが昔のままだと、どうしても苦しくなってしまうと思うんです。
そもそも、本質的なコミュニケーションの取り方って、学校でも社会でもあまり教わらないじゃないですか。相手とどう向き合うか、自分の気持ちをどう伝えるかを学ぶ機会が少ない。それに男性側も、“責任を取らなければいけない”“強くいなければいけない”というプレッシャーを、今も抱えている人が多いと思うんです。だから女性だけではなく、男性もまた、生きづらさを感じている時代なんじゃないかなと思います。
――そもそも、男女関係なく個性がありますしね。
本当にそう思います。結局いちばん大切なのって、“自分が心地よくいられる状態”を見つけることなんですよね。たとえば、ファッションやヘアメイクもそうで。なんだかんだ、女性が自分らしく美しく装っていると、男性って素直に喜んでくれるじゃないですか。だから、“男性のために女性らしくいる”ということ自体は、私はまったく悪いことだと思っていないんです。実際、私自身も恋人と会う時と女友達と会う時では、雰囲気を変えています。でも、それって“相手に合わせて無理をしている”というより、自分がその方が心地いいからやっているんですよね。
それに、私にとってファッションは波動を纏うことだと思っているので、TPOで服を変えることが必要だと考えているのもあります。
だから、“相手に好かれることを前提にする考え方”が悪いわけではなくて。その服を着て、自分がどういう気分になりたいのか、どんな自分でいたいのか。そこにちゃんと自分軸があることが大事なんだと思います。
――そういう意味での、“自分が着たい服”ですね。
そうですね。逆に、「誰といる時も自分のスタイルを貫きたい」という人は、それがその人にとっての心地よさなら、もちろんそれでいいと思います。正解はひとつじゃなくて、自分が自然体でいられる形を選べばいいんだと思います。
――ありがとうございます。最後に聞きたいのですが、何事も俯瞰して、多角的に物事を冷静に見ているIROHAさんですが、どんな瞬間が一番心を動かされますか?
ヒーリングや占いを通して、「ありがとう」と言っていただけることも多いのですが、もちろん嬉しい反面、自分が何か特別なことをしたという感覚はあまりないんです。どちらかというと、その人が前に進むための“きっかけ”を少し渡した、くらいというか。だから、感謝されること以上に、その人と出会って、お互いに共感し合えた瞬間に、この仕事をしていてよかったなと感じます。
でも一番心を動かされる瞬間は、というと……爆笑している時かもしれないですね(笑)。私は本当に面白いことが大好きなので、お腹がよじれるくらい笑った時は、普段みたいに冷静ではいられないですね(笑)。

取材・文/竹尾園美 撮影/米玉利朋子(G.P.FLAG)
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