「“誰かの答え”ではなく“自分の感覚”を信じて」。40万人が共感するIROHAさんの人生観
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誰かの心の支えになることが目的で始めた占い
――現在では「IROHA TAROT」とサブチャンネル「IROHA ROOM」を合わせて登録者数40万人を超える人気チャンネルとなっていますが、ご自身ではどんなところが支持された理由だと思いますか?
自分では、いわゆる“占いをしている”という感覚はあまりなかったんです。特にコロナ禍の頃って、みんな心が少し弱っていたじゃないですか。恋愛系のコンテンツがすごく伸びていた時期でもありましたが、実際に会えない状況が続いて、恋愛がうまくいかなくなった人も多かったと思うんです。
だからこそ、“答えが欲しい”というより、「誰かに寄り添ってほしい」「大丈夫って言ってほしい」という気持ちが強かったんじゃないかなって。実は、当時の自分自身もそうでした。
――わからなくもないです。一種のカウンセリングみたいな感覚ですよね。
あと、カードを展開している時って、感覚的には高次元と繋がっているような状態なんです。やればやるほど不思議と元気になっていって、全然疲れない。たぶん、自分ひとりの力でやっている感覚じゃないからだと思います。
最近は、以前ほど“恋愛成就”のようなテーマだけではなくて、「これからどう生きていけばいいのか」「自分の使命って何なんだろう」みたいな、仕事や人生そのものに関するテーマへの関心が強くなっている印象がありますね。時代全体が、“自分らしい生き方”を探し始めているのかもしれません。

――IROHAさん自身、悩むことはあるんですか?
まったく悩まないです(笑)。
――え、そうなんですね。
悩もうとすると、先に答えが見えてきてしまうんです。物事を常に多角的に捉えてしまうので、結果的にすごく冷静になってしまうというか。たとえば恋愛も、“相手を通して自分が何を学ぶか”だと思っているんです。いわゆる“鏡”のようなものですよね。全部、ある意味では修行の一環だと思っていて。だから、その人との学びが終わると、「ああ、この関係から受け取るものはもう終わったんだな」って自然とわかってしまう。さらに、その人が最終的にどんな人と人生を歩むのかまで、なんとなく見えてしまうこともあって。だから。「大丈夫だよ、あなたはこの先こういう人と出会うから」って伝えると、相手にはめちゃくちゃ怒られるんですけど(笑)。
――それは相手の立場からするとそうかもしれないですね(笑)。
でも、あとから本当にそうなることが多いんですよ。職業や雰囲気、国籍みたいなものまで、わりと見えた通りになることが多いですね。見た目の印象まで近かったり。そもそも私は、本来そこまで結婚願望が強いタイプではなくて。家庭に入ることにも、昔からあまり憧れはなかったんです。ただ、“普通は結婚して子どもを産むもの”という価値観がどこかにあったので、自分もそうしなきゃいけないと思い込んでいた部分はありました。
でも、私が好きになる人って、なぜかみんな少し変わっているんですよ(笑)。だから理想としては、“パートナー”としてお互いを高め合いながら、一緒に心地よく暮らしていける関係がいい。ずっと、ときめきも失いたくないんです。だから、必ずしも“結婚”という形じゃなくてもいいと思っています。
――結婚という形にとらわれたくはない、ということでしょうか。
そうですね。とはいえ2回、結婚していますけど(笑)。基本的にいつも感覚的というか、ノリなんです。前回の結婚も、2回目に会った時には『この人と結婚するな』って、お互いに自然と思っていましたから。
――みんなそんなふうに思えればいいかもしれないのですが、どうしても悩んでしまうことってあると思うんです。そういう時に、占いはどのように活用するといいと思いますか?
本当は、みんなちゃんと自分の答えを持っていると思うんです。たとえば誰かの意見を聞いた時に、“なんか違和感がある”と感じたなら、それってつまり、自分の中にはその反対の答えがあるということじゃないですか。逆に、「それすごく刺さる」と感じるなら、自分の感覚が肯定されたということ。だから私は、“誰かの言葉が正しいか間違っているか”ではなくて、自分の考えを知るために人の意見を聞く、という感覚が大事なんじゃないかなと思っています。頭の中を整理するための材料というか。
私自身も、こちらが正解を示しているという感覚はあまりなくて。どちらかというと、「こういう見方もありますよね」「こう考えると、また違う景色が見えますよね」というふうに、いろんなアイデアを提示しているような感じなので、押しつけることは一切ないですね。
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