中郡暖菜の“かわいい”の哲学〜新しい女性の生き方を生み出す思考【vol.2 そのかわいいは誰のため?】

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今を生きる女の子たちへ。“かわいい”は、あなたのためにある

――今回のテーマの直球の問いとなりますが、“そのかわいいは誰のため?”の中郡さんの答えをお聞かせください。

「私のため、じゃないですかね。かわいいものを集めるのが好きだし、かわいいものが多ければ多いほどハッピーで、満たされますから。自分をかわいく見せたかったら、服やメイクでどうにでもコントロールできますし。それが成功すると、やっぱりハッピーで満たされる。だから、“かわいい”を追い求めるのは、自分のためだなって思います」

――LARMEの世界観にも通じる「自分のためのかわいい」を楽しみたい女の子たちへ、中郡さんから伝えたいことはありますか?

「他の人を頼らずに、自立するといいよってことでしょうか。一昔前の世代だと生涯専業主婦で、社会に出たことがない女性ってたくさんいますよね。上の世代にそれを言うのは酷だとわかっているんですけど、若い子にはぜひ自立してほしい。そのほうが、なんでも自分で好きなように決められて楽しいし、自分のためのかわいいを選べる。面白い人間関係を、たくさん築けたりもしますしね。女の子は捧げるものが多すぎるから、自分の人生くらい好き放題に生きていいと思うんです」

――連載第1回で中郡さんは「女の子たちが選択肢を多く持てるようになってほしい」とおっしゃっていたので、女の子の自立を望むのも、その話と地続きのように感じます。それが実現しやすい社会に、今後なっていくと思いますか?

「なると思います。イーロン・マスクが開発している人型ロボット、あれが一般家庭に普及しだしたら、世の中はガラリと変わるんじゃないかと思っていて。たとえば、パンチで戦ったら、どうしたって女の人は男の人に負けるじゃないですか。でも横にロボットがいてくれたら、ロボットのほうが強いだろうし。そしたら初めて、男女が平等になれる気がするんですよね。待ちわびているので、200~300万円くらいになったら即買いします。私はテスラのデザインが好きなので、きっとロボットもいい感じのデザインになると思います。素敵なデザインのロボットに、マイメロちゃんのめじるしチャームとか立体シールでかわいくデコれるパーツも付いていたら最高。いずれサンリオとのコラボロボも期待しています(笑)」

取材・文/高坂知里 撮影/堺 優史(MOUSTACHE) ヘアスタイリング/つるたまな

Profile

中郡暖菜

中郡暖菜

ファッション誌『LARME』編集長。『小悪魔ageha』編集部でキャリアをスタートし、『LARME』、『bis』と立て続けに創刊編集長を務める。その後、一度は離れていた『LARME』が休刊となる事態を受け、復刊させるために起業を決意。株式会社LARMEを設立し、現在は代表取締役と『LARME』の編集長を兼任する。

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