“見えてしまう”宿命に向き合いながら、仕事も子育ても楽しむ松嶋初音さんから学ぶポジティブマインド
子育てをしながら“自分を育て直す”日々を送っている
——そして初音さんといえば、今年1月にお嬢さんを出産されましたね。あまりに早い仕事復帰に驚きました。
1月5日に娘が生まれて、2月16日が初仕事だったので早いですよね。その前にアパレルの打ち合わせを始めていたので、実際には産後2、3週間で復帰していたんです。それが可能だったのは超安産だったからだと思います。
——出産はどんな風に進んでいったのですか?
無痛分娩だったのですが、病院の先生に「彼女(娘)が生まれたいタイミングに任せます」と伝えて陣痛促進剤は使いませんでした。1月4日の夜中に陣痛がきて、無痛分娩の処理をしたあと、翌朝の8時21分にぴょこっと頭が出てきてくれて。記録上の出産時刻は8時23分ですが、そもそも先生が分娩室に駆けつけるまで2分待ったんですよ。それがなければ出産時刻は“8時21分=やつい”でした(笑)。
無痛分娩は体力的にも精神的にも余裕があるくらい快適で、分娩台の上で夫に「三脚の向きはそこじゃない!」って撮影のディレクションをしたほどでしたね(笑)。
——産後の体調も良好でした?
はい。産後ケアホテルにお世話になったのが大きいと思います。助産師さんが常に15人以上いるようなところで、24時間いつでも赤ちゃんを預かってくれたんです。私は1日5食、美味しいご飯を食べて、骨盤マッサージや岩盤浴で体を癒しながら過ごしました。
その間に助産師さんが赤ちゃんに生活のリズムを作ってくれたおかげで、自宅に帰っても夜泣きがほとんどないんです。寝かしつけも15分くらいで済みますし、一度眠ると朝まで続けて寝てくれます。寝ている間に授乳をしたり、おむつ替えをしても娘は起きないんですよ。
——そんなに育てやすい子っているのですね! ちなみに“安産になる本”をお持ちだと聞きしました。どのような本なのでしょう?
妊娠9ヶ月の頃、夫がラジオのリスナーさんから、高野優さんの「ニンプの玉手箱」というエッセイ漫画をいただいたんです。その本を読むと安産になるというジンクスがあるらしくて、リスナーさんのまわりでは、妊婦さんから妊婦さんへ本のバトンが続いていたそうです。
半信半疑で私も読んでみたところ結果的に超安産で、本を貸した私の友達も超安産でした。その本は今手元に戻ってきているのですが、これまで12人を安産に導いたことになりますね。次に必要な方にお貸しして、この幸せな記録を伸ばしていきたいと思っているところです。

なぜか安産になると巷で噂になっている、高野優さん著のイラストエッセイ『ニンプの玉手箱』
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