「パンドラの箱を開けた」と言われ……29歳起業家の夢と原点

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スポーツに従事する女性たちの体調管理サービスを提供する、株式会社LEAN代表取締役の立道友緯さん。生理の不調を中心に、女子プレイヤーがその日の体調や疲労度を記録できるアプリ「Lean sports」を開発し、女子プレイヤーと指導者をつなぐ活動を行っています。「社会から性による差別や機会損失を失くす」ことを目指して起業をされた立道さん。今回、La Voixでは、LEANが創業3年を迎えたことを機にインタビューを実施。29歳起業家の等身大の姿に迫りました。

立道友緯さん

好きなことを好きと思えないときは疲れているから休むべき

――LEANを創業されて約3年が経ちました。この3年はあっという間でしたか?起業前と起業後で、何か変わったことはありますか。

あっという間でしたね。激動の3年でした。変化したことでいえば、リアルに言うとまずはお金の使いかたです(笑)固定費を下げるのが鉄則だから、交通費を全部メモしたりとかしています。時間もお金も自分次第なので、そこはものすごく意識していますね。

――働き方の面ではどうですか?

もともと会社員をすぐ辞めていて、個人事業主をやっていたので、あまり時間の使いかたは変わってないです。どうしてもやる気が出ない日も全然あるんですけど、もうそういうときは諦めて休みます(笑)無理してやってもいいパフォーマンスは出ないし、その日は進まないことも次の日にやったら10分で終わったりしますしね。あるアスリートの方が、「自分は陸上が好きなはずなのに好きだと思えないときがある。好きなものを好きだと感じられないときは疲れているときだから、休むようにしている」と話していて、私もその言葉に影響を受けました。

立道友緯さん

――仕事を進めるにあたって、工夫していることはありますか?

Notionに、うまくいったこともいかなかったことも振り返りをメモしています。そうすると、予定を入れすぎて疲れていたんだな、とか、原因がわかることがあって。あと、自分のサービスを自分でも使ってて、疲労度が11段階で選べるんですけど、そこで高い数字を選んでたら疲れてるんだな、休もう、と思えます。

――今は業務委託の方が何人かいらっしゃるそうですね。その方たちをまとめるにあたって気を付けていることはありますか。

時間を縛らないことです。というのも、メンバーの中にママさんがいて。小さいお子さんがいるから、固定の時間で働くのが難しいというのと、人によってパフォーマンスが発揮できる時間って違うと思うんです。朝の方が調子がいい人もいるし、夜の方がうまく活動できる人もいる。だから、時間も、やることも、メンバーそれぞれに進め方は一任しています。

Profile

立道友緯さん

立道友緯

2016年に慶應義塾大学法学部に入学後、スイスのジュネーブ大学に1年間留学。サイバーエージェントやソフトバンクの長期インターンを経て大学卒業後、外資系投資銀行であるシティグループ証券株式会社に入社。その後テクロ株式会社の執行役員に就任し、BtoBマーケティング戦略の立案から実行まで従事。中学生の頃から生理が重かった原体験を元に、生理に悩む人を減らすため株式会社LEANを設立。

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